尾道久保町(広島県尾道市)

『全国遊郭案内』によれば、「貸座敷(揚屋)は目下七十八軒あつて、娼妓は二百二十人」。

戦後は「焼けていないので紅殻格子もそのままの新地が五十軒に百八十名ほど」という規模だったが、「全市にばらかまれた女を入れると四百名を越える」ほどの赤線の街だった(『全国女性街ガイド』)。


尾道駅から商店街を歩いて20分ほどで久保町。

現在も夜の街として現役の歓楽街だ。

1階をカフェーに改装した妓楼建築が点在している

診療所だったと思われるモダンな建物

入口には「健康保険医」のプレート

旧字体で書かれていて、戦前のものと思われる。

かつて三層楼だった建物がスナックとして利用されている

妓楼の1階をカフェー風に改装したスナック(以下4枚)

久保町の路地には多く残っている。

八坂神社

鳥居横には「かんざし灯篭」が建っている。

遊郭の信仰の表れか。

塀には寄進者と思われる妓楼の屋号などが記されていた。

寄進者が記された石柱

「新地」の文字が見える。

モダンな外観の銭湯


訪問 2013年7月