木江(広島県大崎上島)

江戸時代から「風待ちの港」として繁栄。

遊女たちは「おちょろ舟」という小舟に乗り込み、停泊している船に向かい遊客を迎えていた。

『全国女性街ガイド』によれば、戦前は他に下浦刈島の「三ノ瀬」、大崎下島の「御手洗」、大崎上島の「鮴(めばる)崎」「安芸津」などが「おちょろ舟」の寄港地だったが、戦後は木江のほかは佐木島の「向田野」、竹原の隣「忠海」に移ったようである。


木江天満港

竹原港から高速船に乗って30分で到着。

木江の街並み



木江に残る往時の建物

木江に残る往時の建物


木江に残る三層楼

木江に見られる木製の消火栓

(冒頭写真の建物にあった)

木江にもカフェー建築が残っていた。

木江の路地には昔ながらの商店が向かい合って並ぶ。

「洋酒喫茶」とは懐かしい響きだ

木江に残るカフェー建築

1階をカフェー建築風に改装した木造建築

木江港近くに残る「徳森旅館」(以下3枚)

残念ながら解体され現存せず。

写真では潮は引いているが、船着き場に「徳森旅館」が突き出ているのがわかる

木造5階層の建物

元々は料亭だったそうで、大正2年築。

古い街並みの小高い丘に小さな神社があった

神社からは木江の古い街並み、さらに瀬戸内海が眺望できる(下写真)。

木江の街並み

この地はかつて山田洋次監督『東京物語』の舞台の一つにもなった。

1階がタバコ屋さんの木造建築


2013年7月 訪問