金沢東廓・愛宕(金沢市東山一丁目)

『全国遊郭案内』によれば、「貸座敷又は揚屋、待合茶屋等が八十四軒」とある。

現在こそ「ひがし茶屋街」と呼ばれる芸妓街で、観光地化した街並みだが、かつては「廓」と呼ばれた遊郭で、娼妓の街だった(もっとも、実際は芸妓と娼妓が同居していたが)。

また、東廓に隣接している「愛宕」はかつての赤線で、「三十六軒に百八十四名」という規模だった(『全国女性街ガイド』より)。

 


国の重文「浅野川大橋」

浅野川をはさんで、東廓ともう一つの花街「主計町」がある。

東廓に隣接する観音町

町名の通り「観音院」の参道として賑わいを見せた。

観音町の街並み

3層楼のような商店がある。

東廓の入り口は通りが広場のようになっている。

東廓の入り口に建つ古い美容室。

茶屋が高さも軒線も揃って建つ街並み。

観光地向けにきれいに整備されている。

国の重文「志摩」

「志摩」の内部

路地裏にも茶屋が並ぶ

国の重文「中屋」

東廓に隣接する路地裏

この辺りがかつての赤線の「愛宕」だったと思われる

旧「愛宕」の街並み(以下3枚)

蕎麦屋の看板に「愛宕」の名がある。

「愛宕」の手前に3層楼が建つ。


2015年1月 訪問